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Our Mission茨城港について

茨城港の概要

3港区で構成された首都圏の新ゲートウェイ

2008年12月25日、茨城県北部の3つの港が統合し、「茨城港」が誕生しました。

北関東を中心とした首都圏物流の一翼を担う茨城港は、それぞれ異なる特長を持つ3港区(日立港区、常陸那珂港区、大洗港区)で構成されています。

北関東自動車道へと直結する常陸那珂港区をはじめ、いずれも高速道路へのアクセスに優れ、物流の効率化がはかられます。そのため、港の周辺にはエネルギー関連事業所や建設機械の製造拠点が進出し、輸出入の利便性を活かした事業が展開されています。

日立港区
日立港区
常陸那珂港区
常陸那珂港区
大洗港区
大洗港区

立地案内

立地案内

陸上輸送を効率化する高速道路網への優れたアクセス性

東京港や横浜港をはじめとした京浜エリアに集中している首都圏の物流には、慢性的な交通渋滞という課題があります。
高速道路に直結する茨城港を利用することで、栃木県北東部からは1日2往復が可能になるなど、北関東エリアをはじめ、首都圏、東北への輸送時間の大幅な削減が可能となり、物流の効率化を実現しています。

北関東の主要都市と茨城港までの所要時間・距離(高速道路利用あり)

都市名 茨城港(常陸那珂港区) 東京港(大井ふ頭)
時間(分) 距離(km) 時間(分) 距離(km)
茨城県 つくば市 70 80 90 80
群馬県 太田市 110 140 140 130
栃木県 宇都宮市 80 90 145 150
真岡市 70 75 150 150
小山市 100 90 140 120

※茨城県港湾課調べ

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常陸那珂港区の港湾概成までの歩み

戦後の時代のうねりを経て国際港湾の開発構想へ

現在の国営ひたち海浜公園と常陸那珂地区の約1,200haという広大な敷地は、戦前は陸軍の飛行場として利用されていましたが、戦後、対地射爆撃場として米空軍に接収されました。
米空軍の度重なる事故が大規模な返還運動へとつながり、1973年に日本への返還が実現。
1985年には「国際港湾公園都市構想」が発表され、都市、レクリエーション、産業、港湾の4つのゾーンからなる開発事業が具現化し、1989年に港湾開発が着工されました。

整備前の画像
1973年の航空写真では、沿岸部に長大な砂浜が確認できる。
返還式典
市民、県、市による返還運動により日本への返還が実現。

常陸那珂港区

常陸那珂港区

県内最大のコンテナ取り扱い量
企業進出が進む一大輸送拠点

  • 北関東自動車道直結
  • 建設機械・自動車輸出
  • 火力発電所立地

大型コンテナ船やRORO船に対応する国際海上コンテナターミナルを持つ港として発展。
広大な開発空間により、港湾機能は拡張を続けています。北関東自動車道へ直結する利点と大規模なモータープールを活かし、SUBARUの北米向け自動車の輸出拠点となっているほか、港周辺には火力発電所、コマツや日立建機等の建設機械メーカーが進出しています。
また、北海道苫小牧港と内航RORO船が週12便運航しており、首都圏の物流拠点としての重要な役割を果たしています。

  • 常陸那珂港区
  • 常陸那珂港区

日立港区

日立港区

自動車の輸出入拠点であり
新たなLNG基地として発展

  • 常磐自動車道近接
  • 自動車輸出入
  • LNG基地立地

メルセデス・ベンツの自動車輸入と日産自動車の北米向け自動車の輸出拠点となっています。
また、石油製品や重油、バラ貨物等の多様な物流のほか、東京ガスの日立LNG基地が稼働するエネルギー供給拠点ともなっています。釧路間の定期RORO航路がデイリーで運航されており、北海道の新鮮な生乳や農畜産物は日立港区から首都圏へと供給されています。

  • 日立港区
  • 日立港区

大洗港区

大洗港区

首都圏と北海道を結ぶフェリー

  • 北関東自動車道近接
  • フェリー定期航路

1985年のフェリー就航以来、首都圏と北海道を結ぶ唯一のフェリー基地として発展してきました。
豪華客船の誘致など物流だけでなく観光拠点としての機能を持つ港でもあり、大洗の賑わいを創出する場ともなっています。

  • 大洗港区

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